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【一般知識】独学で行政書士試験に200点越えで合格する勉強法とは?

行政書士試験の一般知識問題で思うように点数が伸びないと焦りますよね。一般知識問題は範囲がほぼ無限といっても過言ではありません。

また、一般知識問題は足切り点数を設定しているため、捨てるわけにはいかないのも悩みの種です。そのため、一般知識問題で点数を稼ぐためには戦略的な勉強を必要とします。

今回は、高卒独学者でも200点越えで合格できる一般知識問題の勉強法を紹介します。

筆者の勉強法をもとに自分なりにアレンジしてみてください。

自分に合った勉強法を見つければ、行政書士試験の合格は目の前です!

一般知識の問題数・配点・足切り点数

行政書士試験の隠れボス科目とも言える一般知識について確認しましょう。

<問題数>

科目問題数配点
政治・経済・社会832
情報通信・個人情報保護312
文章理解312

政治・経済・社会と情報通信は新聞に掲載されるような”いわゆる一般的な知識”に関するポイントから出題されます。

個人情報保護は法令から出題される傾向です。文章理解だと読解力が試されます。

<足切り点数>

  • 14問中6問以上の合格

つまり、56点中24点…約43%以上の得点が必要です。

一般知識では約4割とれれば足切り回避できるものの、200点越えを目指すなら36点を目安にしましょう。

高卒独学者|一般知識の得点は?

R4年度行政書士試験に202点で合格した筆者の成績を確認しましょう。

想像以上に点数が良くて、56点中44点でした。得点率は約78%といったところです。

政治・経済・社会は8問中、5問正解しています。正直ここまで点数を稼げるとは思っていませんでした。

情報通信・個人情報保護と文章理解は満点。情報通信・個人情報保護では満点を狙うつもりで勉強していたので、無事満点でよかったです。

文章理解は1問も落とすつもりなく、満点狙いで挑みました。

大学生と比べて知識量の少ない高卒者でも8割近く得点できているため、一般知識問題は勉強次第で得点源となる科目だと思います。

一般知識の勉強はいつから開始する?

一般知識の勉強は直前期で十分です。

初期や中期に勉強するとしたとしてもメインに据えて学習するのではなく、他の法令科目に飽きたときの気分転換として勉強しましょう。

というのも、一般知識問題でネックとなる政治経済社会は出題範囲が無限大すぎて、どんなに初期から勉強し続けてもカバーすることは不可能だからです。

行政法などと比べて勉強しても点数に結びつく可能性は低いため、直前期に集中して勉強するほうが効率的です。

一般知識では「解けなくてもしょうがない」というある程度の割り切りが必要です。

行政書士の一般知識問題の勉強法とは

行政書士試験に合格するための一般知識問題の勉強法は、出題内容によって異なります。

ざっくりと以下の記事で科目ごとの勉強について解説しているので気になる人は確認してください。

政治・経済・社会

政治・経済・社会で高得点を狙うのは効率的ではありません。とるべき点数を確実に得点するイメージで勉強しましょう。

筆者は以下の順番で知識を身に付けました。

  1. 基本問題集を完璧にする
  2. 模試の問題集を完璧にする

最も役に立ったと感じたのは、模試の問題集を完璧にすることです。基本問題集はいわば過去問なので、勉強した内容がまるまる出題されることはありません。

ただ、過去問で得た知識を活用すれば解ける問題もあるので、基本問題集くらいの過去問は完璧にした方が良いと思います。

あとは、普段から株式投資をして世界の経済情勢なんかをニュースやTwitterで追いかけていたのも大きかったですw

情報通信・個人情報保護

情報通信は普通に社会人をやっていれば解ける問題がほとんどです。

基本問題集と模試の問題集を解いて、どのような問題が出題されやすいのか把握しておく程度で十分だと思います。わざわざ意識して対策する必要はありません。

個人情報保護は法令問題のため、気合入れて覚えましょう。覚えた分だけ得点に繋がります。

個人情報保護は以下の順番で知識を固めました。

  1. 基本問題集を完璧にする
  2. 肢別過去問を何度もまわす
  3. 直前模試問題集を完璧にする

筆者は時間が足りず、肢別過去問を完璧に仕上げずに直前模試問題集で出題される範囲を絞って学習しました。

個人的には、この作戦が効率良く身に付けられたと思っています。

文章理解

筆者は国語が得意なので、対策せずに試験に挑みました。

夏前ごろに文章理解問題を解いて「何もしなくても解ける」と感じたため、直前に模試問題集に取り組んだ程度です。

問題を解いていて重要だと感じたポイントを挙げておきます。

文章理解で重要なpoint
  • 結論と具体例を意識して読み取る
  • 接続詞に注視する
  • 具体例で結論とは反対の内容を意識する

以上の3点を意識すると、正答率が上がりますよ。

文章理解は一般知識問題の貴重な得点源となるため、苦手な人は夏頃から1日1題でいいので解く訓練をしましょう。

一般知識の勉強でやるべきこと

一般知識の勉強をする前にやるべきこと・意識すべきことが3つあります。

  1. 現在の立ち位置を把握する
  2. 法令問題は確実に点を取る覚悟を持つ
  3. 解けない問題に食らいつく意識を持つ

足切りを回避するために必要なポイントのため、順番に見ていきましょう。

現在の立ち位置を把握する

一般知識の学習は直前期でOKと言いましたが、夏ごろに無勉強でどのくらい得点できるか把握しておきましょう。

なぜなら、現在の立ち位置を把握することで、どのくらい一般知識に時間をかけるべきか勉強の目安ができるからです。

勉強の目安がわからないまま直前期に取り組んだ場合、勉強開始が遅すぎて間に合わないといった事態になりかねません。

ある程度、勉強量の調整が利く夏ごろに自分は一般知識で何点取れるのか確認しましょう。

法令問題は確実に点を取る覚悟を持つ

法令問題が出たら絶対に得点するつもりで学習しましょう。一般知識での法令問題はボーナス問題といっても過言ではありません。

貴重な得点源となるため、個人情報保護法などの法令問題は試験3ヵ月前から少しずつ取り組みましょう。

一般知識において、法令問題は確実に点をとるつもりで勉強してください。

解けない問題に食らいつく意識を持つ

一般知識の政治・経済・社会分野だと解けない問題が大半を占めますが、諦めずに正答を導く強い心を持ちましょう!

精神論といえばそれまでですが、諦めずに解こうとすると2択まで絞れたりするものです。

ただし、2択まで絞るためには、基本問題集や直前模試で学んだ知識を要します。

範囲が無限大だからといって無勉強のまま挑むのではなく最低限、基本問題集や直前模試問題集の内容は自分の知識として身に付けましょう。

すぐに正答が分からなくても、肢を絞るために必要な知識は身に付いているはずです。

直前模試問題集で重要論点を把握!

ここまで読んできてお気づきの人も多いと思いますが、直前模試問題集はしっかりやり込みましょう。

敏腕講師が行政書士試験で出題されやすそうなポイントを問題集にしているため、当てずっぽうに自分で勉強するよりも効率良く得点につながる知識を身に付けられます。

直前模試問題集をやり込んで点数を伸ばした実感があるため、直前模試問題集で知識固めする方法はおすすです。

範囲の膨大な一般知識は、プロ講師のヤマ勘を信じて直前模試問題集で出題された重要論点を重点的に学習しましょう。

行政書士の一般知識で役に立った問題集

行政書士試験の一般知識問題の学習で役に立った問題集を紹介します。

  • 基本問題集

過去の行政書士試験で出題された問題が出題されています。全く同じ問題は出題されないとはいえ、しっかり学習しておけば類似問題で得点できる可能性が高いです。

  • 肢別過去問集

個人情報保護法などの法令問題は基本問題集だけだと量が少ないため、肢別過去問集で知識固めをしました。完璧にせずとも何回かは回しましょう。

  • 直前模試問題集(LEC)

前年度分と受験年の2年分を解きました。問題が被ってる箇所もありましたが、重要論点を把握しづらい政治・経済・社会の知識を身に付けられたのは大きかったです。

  • うかる!行政書士直前模試(伊藤塾)

LECのみだと偏りが出るかなと思い、前年度分を購入して解きました。似たような問題でも切り口が異なったり他の知識が要求されたりするため、違う会社の模試問題集を解いたのは個人的に良かったと思います。

まとめ

足切りのある一般知識問題に苦手意識のある人は多いと思います。しかし、戦略的に勉強すれば点数に結びつくため、過度に恐れる必要はありません。

一般知識の対策をまとめると以下の通りです。

  • 政治・経済・社会…基礎知識を身に付けた後は直前模試で重要論点の把握
  • 情報通信・個人情報保護…法令問題を重点的に学習
  • 文章理解…早めに自分の実力の把握、得点できない場合は過去問で日常的に学習

やみくもに勉強するのではなく、効率良く学習することが重要です。

効率の良い学習で一般知識を得点源にしましょう!!

独学の学習に限界を感じるなら

独学で一般知識の学習に限界を感じるなら、予備校で直前期に組まれる単発講座を受講するのもひとつの方法です。

単発講座なら、通期の講座よりもリーズナブルな価格で受講できます。

また、講師が需要論点に絞って授業を行うため、最低限の学習で点数に結び付く学習が可能です。

単発講座でおすすめの予備校を2つ紹介します。

大手資格予備校であるLECは6月から一般知識特訓講座【通信】を開講しています。

カリキュラムは講義編と演習編に分かれており、インプットのみ・アウトプットのみ・両方といった柔軟な受講方法が選べます。

全9回の授業のうち、講義編が4回(180分/回)演習編が5回(150分/回)という構成です。

できる限り費用を節約したいという人は、講義編か演習編のどちらかに絞って受講するのも良いでしょう。

オンラインショップ アガルートは、一般知識・時事オールインワン講座6月6日から講座の視聴が可能です。

視聴期限は11月30日までと試験終了後も視聴可能なため、行政書士試験のギリギリまで視聴したいと考えている人におすすめです。

アガルートは一般知識分野で押さえておきたい知識を網羅的にインプットし、オリジナル問題でアウトプットを行います。

インプット講義だけでも30時間あるため、短期集中ではなくじっくり腰を据えて一般知識問題に取り組みたい人向きです。

アガルートアカデミー
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